医療と建築の融合

11/28(水)神戸で第4回目の勉強会が開催されました。
講師は、国交省国土技術政策総合研究所 住宅研究部 住環境計画研究室
 研究官 田島 昌樹 氏(工学博士)
テーマ『基準法改正後の住宅換気とその課題』
換気が与える住環境(室内)への安全という観点から、実験棟やロボット
を使い検証したことを分かり易くお話して頂けました。
換気量を多くすることで室内の有害物質濃度を下げることが大事です。
また、換気により室内の結露を防ぐことができる事も分かりました。
省エネという観点からは、地域差はありますが、熱交換などの過剰な
換気設備は増エネの可能性があるということでした。

大阪市立十三市民病院内科部長 川口 俊 氏
テーマ『呼吸器疾患について』〈過敏症肺炎、肺炎、喘息など〉
気管支関連の症状として、抗原の吸入が感作するそうで、
その主なものとして、ハウスダスト、タバコ、カビ、細菌、イソシアネート、
温度差、ペット、アスベストホルムアルデヒド、VOC、臭気...。

このような日常的に住環境に存在するものを換気により濃度を下げる
ことにが安全につながるということが分かりました。



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