実は、今回の旅は主任柴田、トータルプランナー玉角と私の三名で、
温故知新を肌で感じ、住まいづくりと未来づくりを考える研修だったのです。
ここは、備中松山城の城下町に残る武家屋敷でのワンシーンです。
1764年(天保年間)に建築され、244年経っています。
今で言う部長や、常務クラスの身分だったお侍さんの住まいだったそうです。
不思議と時間の感覚が、ゆっくりと過ぎて行くように感じました。
庭の木々や、落ち葉、はき整えられた砂利。どれをとっても人の手がかかって
いました。戦もなく平和が続いていたことが想像でき、とても落ち着きました。