生産地を訪ねて.1

先日の午後、木戸と二人で山に行って来ました。

 目的は山田林業の代表山田さんがどんな思いで山をつくり、木を育てているのかを知ること。そして、私達木を使う工務店側と木の家に暮らす施主はどんな木の家が欲しいのか等の意見交換をし、今後どう情報を発信し共有するかを考える為です。

 今回お邪魔した山は、姫路市所有の山です。先の市町村合併で安富町から引き継いだところだそうです。木戸の座っている後ろに横たわったている丸太が見えるでしょうか。数年前から行なわれている切り捨て事業の後です。勿体ないですね。
 
 いま山田さんが行なっている仕事の一つに、崩れない道づくりがあります。そこから、少量づつ木を運び出せると切り捨てという問題は解決されて行くのです。しかし、ただ山を掘り進む土木の道づくりでは道がくずれ、大切な表土が流れ川下に被害を与えてしまうのです。山の事を知り尽くした道は環境に負荷を与え無いのです。

 私は子供達にかえがいのない豊かな未来を残したいと考えています。生産地の現状を知り、そして木の家を持ち、永く暮らすことが一番環境に優しいと考えています。
 
感謝
 


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