工事中のチャレンジ、C値測定!

 工事中のお住まいで『気密試験』しました。
しかも、見学会といいう場で来場様にも公開する場でした。
測定の担当者さんからは、「事前にやっとかなくて大丈夫ですか?」って心配されてました。
が、これまでの経験から「たぶん大丈夫1.2程度は出ると思うよ。」って返事して、ぶっつけ本番を迎えました。
 準備もすすみ、お客様も見守る中測定開始です。

 準備測定でNGが出なかったので、まずまずいけそうだと思いながらも内心は不安でした。
 なんせ工事途中なので、玄関のサッシ下はタイルが未施工なんで、段ボールとテープで隙間を塞ぐ程度だったのです^_^;
数分後.....
 担当者さんが「やっべ〜」「社長ー、出てますよ!」「0.6は、すっげ〜わ〜」
「マジですか!」

 嬉しかったなぁ〜!1.0を切るのが一つの目標だったんで、本当良かったわ〜!
 
 1.0を切れた要因はおそらくサッシを「エクセルシャノンの樹脂サッシ」を採用したからだと思います。
気密性能が取りにくい引き違いサッシをほぼ全てに採用しているのも関わらず、「0.6」は素敵すぎます。

 なにやら、うんちく言っている私。ちょっと誇らしげだったり....。
 ほんと、現場でしっかり作業してくれる、職人さんや監督に感謝です。
 
0.6や1.0って一体なんの値?
これはC値といいまして、正式名称は『相当隙間面積』
この建物床面積相当に対して見えていない隙間が、どのくらい存在するかを見える化する値なのです。
したがって、小さければ小さいほど良い数値となります。
例えば
こちらのお家の床面積が163.91㎡ 
C値=0.6
163.91㎡×0.6㎠/㎡=98.3㎠

つまり、家中の隙間を寄せ集めると9cm×10.9cmの面積の隙間があるということです。
だいたい ハガキの半分より少し大きい程度です。