トライやるウィーク 3

 6/1から 我が母校、大白書中学校の2年生3名が『トライやるウィーク』に来てくれます。 
2日目は“木の家が出来るまでツアー”  
製材所→木材市場→プレカット工場→建築現
 プレカットとは予め加工をするという意味です。
木の家の構造部分を全自動の加工ラインで、土台や柱、梁や桁などを加工機で加工するところを見学させてもらいました。
始めに設計図から加工用データ入力をするスタッフさんの研修の様子を見学し、材料の集積所を通り加工ラインを近くで見学です。


次々に流れてくる材料が〈ウィーン、ガガガ、ブゥーン〉と、あっという間に穴かあき、長さが切られ、仕口や継ぎ手など部材となって行くところ見せて頂きました。
 大工さんが家一軒の“きざみ”をする場合約1ヶ月間ですが、ここの工場では1日に約4〜5件が出来るとのことです。
どちらが優れているではなく、手作業は規格外の材料ができることを、プレカットは規格内を短時間で仕上げ、職人不足や高齢化を補っているところにも注目して下さいと説明してもらった。
 帰り道にちょっと寄り道。
 ここは大東亜戦争中に滑走路と使われていた、鶉野飛行場(うずらのひこうじょう)です。ここから、紫電紫電改が製造され飛び立ったとのことです。いまは自衛隊の管轄下に有るようです。70数年前をここから想像できませんが、平和なこの時代に生まれ感謝の気持ちがわいてきます。中学生も零戦ということばは知っていたようです。