気密試験しました。

自然素材でつくる、高気密・高断熱・計画換気できる、先日完成した【大素木な家】です。
省エネを実現する高性能なお家の要は、気密性能なのです。もちろん断熱材の選択も大事ですが、どんなに高性能な断熱材を施工していても隙間風が入っては残念ですね。

さて、今回も換気メーカーのジェイベックさんのご協力を得て、ちょっと遅い時間からの試験でした。
いつもながらこの気密試験はドキドキします。

なんと今回より、計測機も新しいものになって、モニター表示の字がとても見やすくなってました。
大人メガネの私にも優しいモニターでした(笑)
そうこう言っているうちに、予備計測が終了しました。計測に値するお家ということで、本計測が始まりました。

じつは、この気密試験には予備計測というものがあり、ここで気密性能の良くないお家は『エラー』が出てしまい本計測が出来ないのです。

計測時間は約10分程度でお家の中の空気を強制的に屋外へ排出し、家の中を負圧にします。すると隙間があればそこから空気が入ってくるのということを利用して、隙間係数を割り出しているのです。それをC値と言って小さければ小さいほど、隙間の少ないお家ということになります。
国の定める高気密住宅の数値は、C値=5....。弊社が目指すのはC値=0.9以下で、国の定める5倍以上の性能値です。

おっと、計測終了。ちょっと計算機をたたいて、数値化完了。
C値=0.775という結果でした。
ん〜、まあまあかな(笑)